4日目はJAN-JAN VAN ESSCHE、KLASICA、hannibal、D.HYGEN、cornelian taurus by daisuke iwanaga、DIMISSIANOS & MILLERの様子をお伝えします
展示会を回っている最中は、昼食を取れる時間が無い為、朝はわりとみんな多めに食べます。
各自日本から持って来たものであったり、こちらで買ったパンやコーンフレークやサラダ、ヨーグルトなどなど。
ただ、それぞれで済ませるので前回桃谷が持参したそうめんのようにひとつのものをみんなでつつくような感じではありませんでした。
今回、桃谷はお蕎麦を持って来ていましたが結局最後までお目にかかれなかったのが残念です。
ひそかに食べたいなぁと思っていたのですが、今回は縁がなかったということで。笑
さあ、しっかり朝ごはんを食べて、最終日の4日目がスタートしました!


1.20-21AWコレクション
2.和の雰囲気を持つアイテムも
3.コレクション数も多いブランドだ
4.スタイリングでは雰囲気のあるレイヤードを作り出す
5.6.ブランドらしい生地の表情
7.竹を組んだラックもブランドの世界観を表している
8.横のシルエットも個性的
9.ナチュラルな柔らかい色味も魅力だ
10.20-21AWコレクションルック
JAN-JAN VAN ESSCHE / Country of origin : Belgium
店舗では取り扱いのないブランドJAN-JAN VAN ESSCHE。
日本の着物やアフリカや中東の部族の衣装からインスピレーションを受けて作品へと落とし込むベルギーのブランドです。
実は20SSの展示会でもお邪魔していたのですが、今回も急遽参加させてもらうことに。
展示会場にいるデザイナー本人からもコレクションの解説を受け、作品への興味も高まりました。
非常にリラックスしたシルエットながらも上質な質感や上品さを失わないルーズさを提案して行くファブリックとデザイン。
身体に優しい生地とパターンメイキングでジャンルレスな世界観を表現し、ファッション界に揺るぎないポジションを確立しているように思います。
期待値の高いブランドコレクションとなっておりましたのでご期待ください。


1.天井のロープがショールームを演出
2.3.ナチュラルなファブリック
4.堂々とした佇まいのスタイル
5.ストライプ柄のものや背面に特徴があるアウターも目を惹く
6.脇のパターンでゆとりを確保
7.コレクションにはバッグや帽子などの小物も
KLASICA / Country of origin : Japan
ブラック、ホワイトといったベーシックな色からブランドが得意とするカーキのアイテムまで、その作品群は天井から吊るされたロープに悠々と並んでいました。
素材が持つナチュラルなしっかりとした生地感。
パンツではワイドなシルエット、シャツは脇下にはゆとりを持たせたパターンを採用するなど余裕のある着心地とデザインを提案。
その他、帽子やバッグ、ストールといった気になる小物も展開させています。
悠然たる佇まいを見せる作品の数々はまさに、KLASICAが織りなす、ブランドならではのコレクションアイテムとなっておりました。


1.明るいショールームに並べられたコレクション
2.ストライプのジャケット
3.穏やかな印象はhannibalらしさが出ている
4.ネイビーの色味具合も絶妙
5.生地の風合いもブランドが得意とするところだ
6.ニットコレクション
7.シルエットの美しいアウターも目を惹く
8.9.ベーシックなスタイルには欠かせないブランドであろう
10.ブランドスタートから10周年
hannibal / Country of origin : Germany
10周年を迎えるブランドhannnibal。
自然光の入るショールームに20-21AWの作品が並びます。
ベーシックで合わせやすい作品を輩出する同ブランドからはグレンチェックや落ち着きのあるネイビーカラーのアイテムがリリース。
着る人を選ばない、アルチザンで無駄のないデザインはhannibalが持つ心地よいゆらめきの中にしっかりと芯のあるアイデンティティを感じさせます。
定番のアイテムの中に新鮮さを注ぎ込んでゆくニュアンスと風合いは、気張らない穏やかなコレクションを生み出しているので是非チェックしてみてください。


1.レザーグローブは見応え抜群
2.パターンを追求されたレザージャケット
3.グローブやウェアにはマスタードカラーも登場
4.20-21AWコレクションでもD.HYGENらしいものづくりを見せた
D.HYGEN / Country of origin : Japan
ストレイニズム=緊張主義をコンセプトに掲げる同ブランド、ここ何シーズンかはテーマを明確に発表していますが20-21AWコレクションでは”冬の森”から着想を得ているそう。
冬特有の荒い木の肌の雰囲気であったり、地面に漂う落ち葉、あるいはその葉にできたカビなどをイメージ。
レザージャケットのパターンはこれまでよりさらに複雑かつ立体的に、レザーニットはより柔らかく、ムートンのジャケットをリリースするなど毎シーズン進化を見せるD.HYGEN。
D.HYGENの代表的プロダクト、レザーグローブからもニューアイテム、ニューカラーが登場。
D.HYGENについては後日、改めてコレクションレビューをご紹介するのでお楽しみに。
